豊明高校生、SDGsをわかりやすくイラストに 愛知

鈴木裕
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 SDGs(持続可能な開発目標)について学んだことを高校生がイラストで表現すると、どんな作品ができるのだろう。愛知県立豊明高校イラストレーション部(豊明市)の部員たちが、SDGsの17のゴールをわかりやすく紹介する作品の制作に挑んでいる。

 イラストレーション部は「まんが甲子園」として知られる全国高校漫画選手権大会の常連で、まんがやイラストで全国レベルの実力を誇る。作品制作は、SDGsと教育報道に力を入れる朝日新聞名古屋本社が依頼し、コラボレーションが実現した。

 国連が掲げるSDGsへの理解を深めてもらうため、4月27日の部活動の時間を使って「入門編」の講義を、朝日新聞名古屋本社の平子義紀・お客様担当部長が担当した。SDGsの理念や17のゴールについての説明に、50人余の部員たちはノートを取りながら聴き入り、「私の考えるSDGs」についてイメージを膨らませていた。

 翌28日、さっそく作品づくりに挑んだ。前日から取りかかり仕上げてきたイラストを持ち寄った部員もいて、「つくる責任 つかう責任」「海の豊かさを守ろう」「ジェンダー平等を実現しよう」など、思い思いに取り上げたゴールをカラフルに表現していた。

 作品の取りまとめ役をする3年生の加藤夏葵(なつき)さんは「SDGsは2年生の英語の授業で勉強して知っていたが、意外と身近なことがSDGsにつながっていることがわかった」と話していた。2年生の大島優奈さんは「自分がちゃんと理解していないと絵で表現できない。良い勉強になった」、1年生の富田莉緒さんは「依頼を受けて作品を描くのは初めてなので緊張している。貴重な経験になる」と話していた。

 顧問の寺島達也教諭は「最初は部員たちも『難しそう』と言っていたが、ちゃんとSDGsのことを理解していて、おもしろい発想のイラストができそう」と期待する。

 部員たちのイラストを集めて取りまとめる全体作品と、4コマまんがやイラストの単品作品の2種類をつくり、朝日新聞名古屋本社が制作するSDGs特集の別刷り新聞で掲載する計画だ。(鈴木裕)

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