許家元十段、1敗守り首位追走 囲碁名人戦リーグ

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 第46期囲碁名人戦リーグは13日、許家元十段が余正麒八段に黒番中押し勝ちし、リーグ成績を4勝1敗として単独2位を堅持。5戦全勝の一力遼天元を星一つ差で追う好位置をキープして、6月以降のリーグ後半戦に臨む。

 力戦派同士の一戦は、終盤に差しかかったところで余が自陣の削減に来た許の黒石を包囲。丸ごと殲滅(せんめつ)にいく挙に出た。ここから難解な読み合いとなり、AIの勝率判定は一手ごとに二転三転する闇試合に。最後に流れをつかんだ許が一気にとどめを刺した。

 敗れた余は2勝4敗とリーグ残留に黄信号が点灯。6月の次戦の相手は同星の芝野虎丸王座。非情な「落とし合い」の一戦となる。