ミャンマー、日本人記者を解放へ 国営テレビが報じる

バンコク=福山亜希
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 ミャンマーの国営テレビは13日夜、虚偽のニュースを広めたなどとして当局に訴追された日本人フリージャーナリストの北角裕樹さん(45)が、解放されると報じた。北角さんは4月18日にヤンゴン市内の自宅で逮捕され、郊外のインセイン刑務所に収監されていた。現地の日本大使館が情報の確認を急いでいる。

 国営テレビは解放の理由について、ミャンマーと日本の友好関係が考慮されたと伝えた。

 北角さんは日本経済新聞の元記者。ミャンマーではフリーの立場で、2月1日の国軍によるクーデター直後から、抗議デモの現場などを取材していた。2月26日にもデモの取材中に拘束されたが、その際は同日中に解放された。

 その後も取材とSNSなどを通じた発信を続けており、国軍にとって都合の悪い情報が「虚偽」とみなされたとみられる。日本政府が現地の大使館などを通じて早期解放を働きかけていた。

 12日に電話で北角さんと接触した日本大使館によると、健康状態に問題はないという。 (バンコク=福山亜希)

 ミャンマーの国営テレビは13日夜、虚偽のニュースを広めたなどとして当局に訴追された日本人フリージャーナリストの北角裕樹さん(45)が、解放されると報じた。(バンコク=福山亜希)