英語で心通わせる極意って? 売れっ子通訳ガイドが伝授

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聞き手・山根祐作

拡大する写真・図版語学の扉③ デザイン・加藤啓太郎

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 英語通訳ガイドの島崎秀定さん(57)は、コロナ禍前には年に300人を超える訪日客を案内し、230日以上もツアーで全国を駆け回っていた売れっ子です。語学に通じた専門職のイメージがある通訳ガイドですが、島崎さんが語るその心得には、私たちが日常生活で外国人とコミュニケーションを交わす際に役立つヒントがいっぱいです。きっとあなたも生かせる「おもてなし」の極意とは――。

拡大する写真・図版通訳ガイドの島崎秀定さん=2021年4月21日午後、東京都台東区、井手さゆり撮影

 ――子どもの時から旅行が大好きだったそうですね。どういうところにひかれたのですか。

 「知らない土地に行くことに、何かわくわくするものを感じていました。私は東京・板橋の生まれなのですが、子どもの頃、毎年夏になると家族で千葉県の富津海岸へ旅行に行っていました。松林を通って海に抜けるとき、まるで新しい世界に行くような感じがしたのをよく覚えています。その当時、テレビで放映されていた『アメリカ横断ウルトラクイズ』が大好きで、砂漠など日本とは全然違う大自然の風景を見て、外国への強い憧れを感じるようにもなりました」

 ――それが、英語を学ぶことにもつながったのですか。

 「はい。英語を勉強して、違う世界に住む人たちとコミュニケーションをとってみたいと思うようになりました。中学校の授業でも英語が一番好きでした。ネイティブの話す言葉が聞きたくて、ラジオの『百万人の英語』という番組をいつも聴いていました。そのテキストの中の文通コーナーを通じて、オーストラリアの同世代の女の子と文通を始めました。彼女は日本に関心があり、日本語も勉強していました。外国の人が日本に興味を持ってくれているということが、とても新鮮でした」

 「高校生になると、外国の人…

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