岐阜の十六銀行、「限界」悟り持ち株会社へ 狙う新領域

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近藤郷平
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 岐阜県が拠点の十六銀行が、10月に発足する持ち株会社「十六フィナンシャルグループ(FG)」の経営体制を発表した。超低金利や人口減少など取りまく経営環境は厳しい。銀行業の枠にとらわれず事業領域を広げる改革を加速させる。

 十六銀は岐阜県愛知県を営業基盤とする。貸出金が約4・5兆円と東海3県の地銀で最大だ。2021年3月期の業績も増益だった。それでも持ち株会社化を検討してきたのは危機感からだ。

 「2年ほど前から(日銀の)マイナス金利政策の中で、ビジネスの限界を想定し、非金利収入をどう拡大するのかを考えた。そのためには、金融ビジネスの幅を広げるしかない」。FG社長に就く十六銀の池田直樹副頭取は、13日の会見で、そう述べた。

 銀行は預金と貸出金の金利差…

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