「入管法改正反対伝えて」仮放免者ら国連事務所前で訴え

鬼室黎
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 強制退去処分後に仮放免となった外国人や支援者が14日、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所(東京都港区)が入る建物の前で、国会で審議中の出入国管理法改正案への反対を表明した。

 UNHCRは4月、改正案は人権保護において「重大な懸念を生じさせる側面がある」と指摘する見解を発表した。集まった仮放免者らは、この問題点を法相や衆参両院議長にも直接伝えてほしいと、事務所の職員に申し入れをした。

 1995年にバングラデシュから来日し、難民申請中の男性(51)は「学生時代の反政府活動のため、帰国すると命が危ない」と話し、3回目以降の難民申請強制送還の対象になる改正案について、「日本は国際法を守り、難民申請者を強制送還しないでほしい」と訴えた。(鬼室黎)