「お好み焼きだけではやっていけぬ」 広島・流川に嘆き

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松尾葉奈、三宅梨紗子、佐藤英法
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 緊急事態宣言の対象となることが突然決まった広島県。西日本有数の繁華街・流川の街や市民からは、驚きや嘆きの声が聞かれた。

 広島市中心部の繁華街の飲食店には、広島県が12日から営業時間短縮を要請していたが、宣言によって、16日から要請が県内全域に広がることになる。

 もともと時短要請の対象区域内だった広島市中区の繁華街・流川。ステーキ屋を営む亀本智代さん(45)は、区域外の店は通常営業していたことに「中途半端だ」と不満を感じていたという。今回の宣言には賛成だ。「不平等じゃなく、みんなでがんばらなきゃ」

 流川のあるラーメン店は、お昼時も客が1人もいなかった。厨房(ちゅうぼう)に立っていた従業員の男性(65)は「もっと早く、大型連休の前から対策しておけばよかった。連休中に県外から多くの人が来て、感染者が増えるのはわかっていたはずだ」と声を落とした。

 湯崎英彦知事は14日、宣言下では酒類を終日提供しないよう飲食店に求める考えを示した。

 同市中区新天地のお好み焼き屋で働く下田奈々恵さん(46)は、「酒なしで、お好み焼きだけではやっていけない」と訴える。12日からの時短要請の対象外の地域だったため、店は開けていたが客は少なかった。「国などから支援(協力金)がないと、店を維持できない」

 街行く人たちの思いも様々だ。

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