優先順1位の市長ら「リストに従い」ワクチン接種、公表

猪瀬明博
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 埼玉県加須市は14日、大橋良一市長(74)と副市長、教育長の3人が新型コロナウイルスワクチンの集団接種初日の8日に接種を済ませたと発表した。キャンセル枠を無駄にしないため、加須医師会と調整して策定したリストに沿って接種したという。

 このリストは「余剰ワクチン接種希望者バンクリスト」。市健康医療推進課によると、キャンセルが出て前日までに枠が埋まらなかった場合、優先的に接種する人に順位を付けたもの。接種前日の7日、3枠のキャンセルが出たため、優先順1位の「市三役」が接種した。29日に2回目が予定されているという。

 同課は「公表の予定はなかったが、各地で首長らの接種がニュースになっていることから、誤解のないように公表した」としている。

 市によると、リスト2番目に公立小中学校教師、3番目に集団接種に携わる市職員などが記載されている。リストの中で接種したのは、今のところ市三役だけという。(猪瀬明博)