東芝子会社にサイバー攻撃か ハッカー集団が犯行声明

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中島嘉克 モスクワ=石橋亮介
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 東芝グループの東芝テックは14日、欧州にある拠点がサイバー攻撃を受け、情報が流出した可能性が高いと発表した。米国最大級の石油パイプラインへのサイバー攻撃にかかわったとされるハッカー集団「ダークサイド」からの攻撃とみている。身代金を求められたが応じていない、としている。

 東芝テックは東芝の子会社で、小売店やオフィス向けの機器を手がけている。東芝テックによると、フランスドイツなど欧州4カ国にある計5拠点の現地法人が攻撃を受けたことを、4日に確認。調査は、さらに進めている。

 ダークサイドはロシアとの関係が指摘される。セキュリティーに詳しい三井物産セキュアディレクションによると、ダークサイドは14日に犯行声明を出した。東芝グループのフランスにある拠点を攻撃し、740ギガバイト以上のデータを盗んだ、との内容だ。人事情報や個人情報を含むとしている。

 ダークサイドをめぐっては、米パイプライン運営会社のコロニアルパイプラインが、その攻撃を受けて操業を一時停止した。コロニアルが500万ドル(約5億5千万円)近くの身代金を支払って操業再開にこぎつけた、と複数の米メディアが13日報じた。(中島嘉克)

ダークサイド、ロシアとの関係は

 東芝のフランス子会社へのサイバー攻撃に関与したとみられるハッカー集団「ダークサイド」はロシアとの関係が指摘される。

 今月上旬には米パイプライン…

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