大分県の新規感染 初の100人超 重点措置等は求めず

新型コロナウイルス

寿柳聡
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 大分県は14日、県内で新たに102人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内の1日の新規感染者が100人を超すのは初めて。13日に速報された由布市の市立2小学校のクラスター(感染者集団)の感染者39人が含まれているが、感染経路不明者も28人おり、感染拡大がなお続いている。

 39人は由布市立挾間小と由布川小の児童36人と教職員3人。県は残る全校児童と教職員計約850人の検査を進めている。結果は15日以降発表される見通しだが、県は今のところさらに大規模な感染にはつながっていないと見ている。陸上自衛隊湯布院駐屯地では14日までに隊員計6人の感染が確認され、県は48例目のクラスターと判断した。

 感染経路不明者は21人が大分市、5人が別府市の在住者。県は引き続き市中感染への警戒を呼びかけている。県内の感染者は累計2768人になった。直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は47・93人で過去最高を更新した。14日までに60代の患者1人が死亡し、県内の死者は累計32人になった。

 新規感染者数が初めて3けたに達したことについて、県福祉保健部の藤内修二理事は「重く受け止めている」とする一方、現時点では国に緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の適用を求めない考えを改めて示した。県は不要不急の外出自粛の呼びかけや飲食店への午後9時までの時短営業要請により、感染状況が改善されることを期待する。

 県は16日から県内3カ所目の宿泊療養施設(借り上げホテル)を大分市で稼働させることも発表した。(寿柳聡)

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