近畿の地銀、決算で明暗 コロナ禍で融資先の経営難響く

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栗林史子、諏訪和仁
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 近畿に本店を置く主な地方銀行6社の2021年3月期決算が14日、出そろった。最終的なもうけを示す純利益は3社で前期より増えた一方、3社で減った。コロナ禍の影響が長引く中で多くの銀行では、融資先の倒産などに備える与信費用が重しになっている。今後はコスト削減など経営効率化が課題になりそうだ。

 増益は、関西みらいフィナンシャルグループ(FG)、南都銀、池田泉州ホールディングス(HD)。関西みらいFGは経費削減などの効果があったほか、南都銀は貸出金の利息収入などが増えた。

 一方、減益は京都、紀陽、滋賀の3行。多くの銀行で利益を押し下げた大きな要因は、与信費用の増加だ。6社の傘下銀行の与信費用の合計は前期の約2倍の394億円となった。

 昨年5月からの中小企業向け…

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