サウナ市長の不信任案、一転して否決 市民は置き去り

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大阪社会部 細見卓司
【動画】サウナ持ち込み問題で記者会見する大阪府池田市の冨田裕樹市長=細川卓撮影
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取材考記

 大阪府池田市の冨田裕樹市長が家庭用サウナを市役所に持ち込むなどした問題を取材してきた。市長の資質が問われたのに加え、市議会でも市長不信任決議案公明党などの突然の反対で否決されて混乱。市民にも取材すると、政治への不信は深刻だと感じた。

 冨田氏が持ち込んだのは他にも、施術用ベッド、鍋セットなど多数ある。市議会の百条委員会は、冨田氏が職員に使用済みタオルを洗わせるなどパワハラがあったとも認定。先月26日の議会各派の会議で、不信任案に賛成を表明した議員は公明を含め、可決に必要な数を満たしていた。翌27日の議会でも、公明は午前に「不信任決議が相当」との同委の報告書案に賛成し、午後にかけての質疑でも「即刻辞職してほしい」と追及。それなのに、公明が冨田氏のかつて属した大阪維新の会とともに反対し、不信任案が一転して否決に追い込まれたのは、心底驚いた。

 冨田氏は26日の会見で、辞…

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