山形大花火は無観客、新庄まつりは大幅縮小で開催へ

三宅範和
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 昨年、コロナ禍で中止になった山形大花火大会山形市、山形商工会議所など主催)が、今年は8月14日に無観客で開催されることになった。会場を例年の須川河畔から霞城公園に移す。同大会協議会(会長=佐藤孝弘・山形市長)が6日、市内で総会を開いて決めた。

 「南天花火 難を転じて福となす」がテーマ。縁起物のナンテンの花言葉にあやかって、コロナ禍を乗り越えることをめざす。花火は従来の2万発から、5千~6千発程度に縮小。大会中、霞城公園には人や車を入れず、花火の模様はユーチューブで生配信する。

 会場周辺の路上などで立ち止まったり、座り込んで飲食したりしないように、大会関係者が気を配るという。

 同様に昨年は中止された山形県新庄市の「新庄まつり」は、規模を大幅に縮小して8月24~26日に開催する。感染防止対策として、最大の呼び物の「宵まつり」と本まつりの「山車(やたい)行列」を行わず、山車がばらばらに参加町内を中心に移動する「自主運行」とする。

 同まつり実行委員会が4月末に方針を決めた。一昨年は各地から3日間で延べ56万人の観客を集めたが、同委員会は「今年は最上地域中心のまつりとしたい」という。

 故事や歌舞伎の名場面を再現した山車が練り歩くまつりは、2016年に国連教育科学文化機関ユネスコ)の無形文化遺産に登録された。(三宅範和)