コロナ禍の高校卒業生就職者、過去2番目の少なさ

佐々木凌
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 今年3月に茨城県内の高校を卒業して就職したのは4198人で、過去2番目に少なかったことが、このほど茨城労働局のまとめでわかった。同局は新型コロナウイルスの感染拡大で雇用状況が悪化する中、就職ではなく大学や専門学校への進学を選んだ高校生が増えたとみている。

 同局によると、3月末時点の高校卒業生の求職者数は4214人(昨年比700人減)、就職者数は4198人(同699人減)。どちらも、リーマン・ショックの影響があった2010年に次いで過去2番目に少なかった。

 内定率は99・6%で、7年連続で99%を超えた。求人数は9802人(同1596人減)で、製造業や宿泊・飲食サービス業を中心に減った。

 また、3月の有効求人倍率季節調整値)は1・32倍で、3カ月連続で前月を上回った。20年度平均では1・27倍で、19年度の1・58倍を大きく下回った。(佐々木凌)