沖縄観光、コロナで見えたもろさ 米軍統治のひずみ今も

有料会員記事沖縄復帰

光墨祥吾、寺本大蔵、木村司
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 沖縄は日本復帰から15日で49年を迎える。米軍基地に依存する経済から抜け出す力となってきた観光産業は、コロナ禍の直撃で、2年前の観光客1千万人から急落し、危うさが浮き彫りとなっている。全国のなかでも、沖縄での影響は深刻とみられる。背景には、米軍統治下で生まれ、なお解消されないひずみがある。

 平年より5日早く梅雨入りした沖縄は連日、湿度が90%を超え、うだるような暑さが続く。那覇市の女性(53)が中学生の息子と2人で暮らす築50年ほどのアパートは、じっとしているだけで汗ばむが、エアコンはオフのままだ。「いつまた、クビを切られるか。節約ですよ」

 国際通り近くに立地するホテルで清掃のパートをしている。シフトは月15日で収入は10万円ほど。しかし先日、「勤務日数を減らします」と社長に告げられた。大型連休中も、半分は空き室だった。

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