「宣言渋った」国のドタバタ 急転直下、自治体に混乱も

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中野龍三、大久保貴裕、中村建太、山田健悟
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 政府は14日、新型コロナ対応で、前日に菅首相が決めた方針を急きょ変更し、緊急事態宣言の対象に北海道、岡山、広島の3道県を加えた。先週、まん延防止等重点措置の適用を政府から見送られた石川県はわずか1週間で適用対象になった。政府決定のドタバタを各道府県はどう受け止めたのか。

 急転直下、緊急事態宣言の対象に加えられた北海道。政府の分科会の宣言追加の方針に、道庁内は一時大混乱に陥った。「何もわからない」。道幹部は困惑し、情報収集に追われた。

 道は前日13日夜、鈴木直道知事が札幌市限定の緊急事態宣言を政府に要望。その上で、「まん延防止等重点措置」の対象を札幌市に加え、旭川市小樽市など札幌周辺の市町村にも拡大すると表明していた。14日に道対策本部会議で重点措置の対象拡大を決める予定だったが、会議は中止され、道全体が緊急事態宣言下に入る前提で対策を練り直した。

マラソンのテスト大会終了後に要請…足並み乱れた道と札幌市

 北海道では札幌市を中心に3月下旬から感染者が増加。変異株の影響で4月以降は急速に拡大。道と札幌市大型連休に備え4月24日から、札幌市内で不要不急の外出自粛や飲食店への営業時短要請など独自の対策を講じた。だが、連休中の人出は思ったようには減らなかった。

 札幌市では病床使用率が実質…

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