警官の黒人射殺、遺族に10億円の和解金 米オハイオ州

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ニューヨーク=藤原学思
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 米中西部オハイオ州コロンバスで昨年12月、黒人のアンドレ・ヒルさん(47)が市警の警察官から撃たれて死亡した事件で、市側がヒルさんの遺族に1千万ドル(約10億9千万円)の和解金を支払うことになった。市の法務官と遺族の弁護側が14日、発表した。

 和解条項には、ヒルさんがよく訪れていた市内のスポーツ施設に、ヒルさんの名を冠することも含まれている。市の法務官は声明で「いくらお金があっても、ヒルさんを家族のもとに返すことはできない。ただ、これが正しい方向へ進む重要で必要な一歩だと信じている」とした。

 ヒルさんは事件当日、友人宅を車で離れようとしていた。近隣住民から通報を受けて現場に来た白人警官は、スマートフォンを手にしていたヒルさんに対し、到着の数秒後に発砲して死なせた。警官は懲戒免職となった上、今年2月に地元の大陪審から殺人罪で起訴された。

 ヒルさんの娘は会見で「父は…

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