ごたごた続きの徳島・阿波踊り 2年ぶりに「復活」? 

有料会員記事

伊藤稔
[PR]

 新型コロナウイルスの影響で昨夏、戦後初めて中止となった徳島市阿波踊り。今夏は2年ぶりの復活に向け準備を進めており、コロナ禍で打撃を受ける地元経済の回復にも期待が寄せられている。だが、約400年の歴史があるとされる国内有数の伝統行事の運営を巡ってはごたごたが続く。往時の盛り上がりを取り戻せるかは不透明な状況だ。

 「万全の感染症対策を講じた2021阿波踊りニューノーマルモデルの実施計画を徳島市が主体となって進めていく」

 内藤佐和子市長は4月13日の会見で、阿波踊りを復活させる方針を表明した。期間は例年通り8月12~15日の4日間。規模を従来より縮小し、4カ所あった有料演舞場を1カ所にして桟敷席も減らすなどの感染対策を図るという。市は感染状況を見極め、さらに規模を縮小するなど開催可否を判断する。

 2年ぶりの開催を目指すことになったが、明るい話題ばかりではない。内藤市長が復活を表明する2週間前、自身が実行委員長を務め、阿波踊りを主催してきた実行委員会が突如解散した。

 解散の伏線はあった。

 内藤市長は昨春に初当選した…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。