夫の父の言動に耐えられず断交 私は親不孝な嫁ですか?

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悩みのるつぼ)相談者

 30代女性です。夫の父と断交してしまいました。義母を酷使し、息子たちに家事をさせなかったことを自慢するなど、引っかかる人でしたが、無難な関係を続けてきました。

 ところが我が家に息子が生まれ、夫の実家に顔を出すことが増えました。義父には待望の初孫で、目に入れても痛くない可愛がりようです。ただ、何かにつけ「男でよかった」「お前は我が家の跡取りだ」「お前は何をしても許される」などと声をかけるのです。息子も1歳を過ぎ、言葉がわかるようになってきたので影響が心配です。また私自身、弟がいる長女です。跡取りだからと弟だけちやほやされるという経験があり、義父の言動が耐えられません。

 断交の引き金は、一介の市民ではどうしようもない他国について、義父が悪口を言ったことです。私は同様の話を続けるならもう来ないと言いました。義父は謝りましたが、怒りを抑え込んでいるようでした。以来、夫の実家へは行っていません。

 夫や義母は、私に非はないと言ってくれます。ただ義父の頑固さも承知で、折れることはまずないそうです。元気な限りはこのまま距離を置いていきたいのですが、孫の顔を見せない私は親不孝な嫁でしょうか。それとも親として、子が生きる未来が少しでも性別人種問わず平等な社会に近づくためには、これでよいのでしょうか。

回答者 文筆業・清田隆之さん

 父親が一家の長として絶対的な権力を持ち、長男がその継承者として優遇される。このような家族のあり方を「家父長制」と言ったりしますが、義父はそれを地で行くタイプに見受けられます。また、他国に対する悪口はヘイトスピーチのような人種差別を疑わせるものです。そういった言動が許し難く、息子への影響を考えて交流を断ったものの、孫に会う権利や祖父と接する機会を奪っていいのかとも悩んでいる……。これが相談者さんの現在地です。

 義父が孫にかけていた言葉の…

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