マラソン鈴木選手に県民スポーツ特別賞 びわ湖で日本新

安藤仙一朗
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 滋賀県内で最後の大会となった今年2月のびわ湖毎日マラソンで、日本新記録で優勝した鈴木健吾選手(25)=富士通=が、県民スポーツ大賞特別賞を受賞した。特別賞を受けるのは4人目で、県外出身の選手は初めて。

 12日、鈴木選手はオンライン中継で表彰式に参加し、三日月大造知事から表彰を受けた。新記録が刻まれた信楽焼のプレートに加え、近江米や近江牛などの名産品も贈呈された。

 鈴木選手は愛媛県出身。神奈川大3年時には、箱根駅伝でエースが集まる2区で区間賞を獲得。4年時には、全日本大学駅伝でアンカーを務め、逆転で優勝のゴールテープを切った。

 実業団に入ってからは、けがが多かったが体幹を鍛えて克服。今年のびわ湖毎日マラソンは2度目の出場で、天候にも恵まれ、最終盤にペースアップした。記録は2時間4分56秒。これまでの日本記録を30秒以上更新し、日本人初の「4分台」となった。

 表彰式で鈴木選手は「受賞は恐縮だが、ありがたい。もらったお米や肉を食べて、パリ五輪を目指して練習を頑張りたい」と笑顔で話した。

 三日月知事は「強烈な記憶に残る、メモリアルなレースをありがとう」と語りかけ、活躍をねぎらった。(安藤仙一朗)