「姉が大好きな国なのに」 収容後死亡、葬儀で妹語る 

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大野晴香、染田屋竜太
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 名古屋出入国在留管理局に収容中、3月に死亡したスリランカ人女性の葬儀が16日、名古屋市守山区の葬儀場であり、支援者らも含めて約80人が参列した。

 亡くなったのはウィシュマ・サンダマリさん(当時33)。妹のワヨミさん(28)とポールニマさん(26)は今月1日に来日し、新型コロナ対策として隔離期間を送ったのち、16日に遺体と対面した。

 参列者へのあいさつで、ワヨミさんは「姉が大好きだった国でこんなことになり、耐えられない」と声を震わせ、「姉と同じことに誰にもなってほしくない。ほかの人がこんなことにならないよう、お願いします」と結んだ。

 ウィシュマさんと交流があった愛知県津島市の真野明美さん(67)は、「生前の面影はなかった。無念だったでしょう」と悼んだ。

 支援団体によると、ウィシュマさんは食事もできないほど衰弱し、一時的に収容を停止する「仮放免」を昨年12月以降2回申請したが、認められなかった。

 国会で審議中の出入国管理法改正案は、3回目以上の難民申請なら認定手続き中でも送還を可能にする規定などをめぐって与野党が対立。与党は週明けにも採決に踏み切る構えだ。

 16日には葬儀にあわせ、入…

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