上越方言でコロナ対策歌 新潟・上越市の宮尾俊行さん

松本英仁
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コロナ禍の不安を歌で吹き飛ばしたい。

 そんな思いから、新型コロナウイルス感染対策をテーマにして「おまん、マスクしててくんない」という歌を自作した。昨秋に動画サイト・ユーチューブ(https://www.youtube.com/watch?v=ofXbFZ2Xj6s)別ウインドウで開きますにもアップ。上越地方の方言を駆使した歌詞で、マスク着用やうがい、手洗い、三密回避、テレワークと、「新しい生活様式」を明るく呼びかけた。評判がじわじわ広がっている。

 曲は3分半余り。「おまん、マスクしててくんない せって せったばっかだねかね(って言ったばかりじゃない)」と語りで始まり、感染者の多い都市との往来をせず、不要不急なことはやめ、テレワークを勧める。我慢ばかりだが、「ワクチンが 特効薬だって 開発されるでね」と未来に期待。最後はコロナ禍が終息し、マスクと自粛生活に別れを告げ、ハワイに向かうカップルを方言たっぷりの語りで送り出す。

 上越市中郷区二本木地区で続いてきた食料品店の3代目だ。少年時代にアイドル歌手を目指し、そのときの夢から、いくつもの筆名でこれまで作詞や作曲の活動を続けてきた。

 より注意深く新型コロナに警戒してもらうには、と方言のメッセージを思い立ったのが今回の歌だ。一気に書き上げ、プロの編曲家が仕上げた歌謡曲風の曲をあっけらかんと歌い上げる。「こんな歌はすぐ時代遅れになると思った」といいながら、「一番の出来かも」とも話す作品には、「みんなが笑顔で語り合う日が一日も早く」との願いが詰まっている。(松本英仁)