大規模接種の予約、きょうから 対象や方法、注意点は?

新型コロナウイルス

松山尚幹
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 政府が東京、大阪に設置する新型コロナウイルスワクチンの「自衛隊大規模接種センター」の予約が、17日から始まる。東京は午前11時ごろから、大阪は午後1時ごろからインターネットのみで先着順で受け付ける。当面は65歳以上の高齢者が対象。17~23日の間は東京23区と大阪市の住民だけが予約できる。政府は、自治体の接種との「二重予約」を避けるよう呼びかけている。

 予約は専用サイトで受け付ける。東京はhttps://www.vaccine.mrso.jp/別ウインドウで開きます 、大阪はhttps://info.vc-osaka.liny.jp/別ウインドウで開きます防衛省のホームページやLINEの自衛隊大規模接種センターの公式アカウントなどからも入れる。電話での予約はできない。

 予約には自治体から送付された接種券に記載の券番号などの入力が必要。自身の生年月日も入力したうえで、空いている日時から希望日時を選ぶ。予約完了後は、サイト内の自分用のページで確認できるが、確認メールなどは届かない。防衛省は接種予定日時をメモで残すよう呼びかけている。予約方法の問い合わせのための電話相談窓口は、21日に開設する予定だ。

 対象者は、東京会場(大手町合同庁舎3号館)が東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県、大阪会場(大阪府立国際会議場)が大阪、京都、兵庫の2府1県の在住者。接種券を持ち、未接種であることが条件だ。

 予約システムにアクセスが集中してダウンしないよう、予約や接種は対象を絞って始め、1週間ごとに徐々に拡大する。

 17日から予約できるのは東京23区と大阪市の在住者。24~30日の1週間分の予約をとれる。24日から予約できるのは、東京都内と大阪府内の在住者で、東京23区内や大阪市内も含む。ここで予約できるのは、5月31日~6月6日の接種分だ。

 5月31日から始まる予約は1都3県、2府1県のすべての高齢者が対象。6月7~13日の接種の予約がとれる。

 6月7日以降の予約は、単身赴任者などで対象地域に住民票がなくても居住実態がある人にも広げる方針だ。住民票のある自治体から送付された接種券と、居住実態の分かる住所などが書かれた郵便物などが必要となる。

 基礎疾患のある人や高齢者施設の従事者など、高齢者以外で自治体から接種券が送付された人に対する接種は今後、日程を調整する。

 予約できるのは1回目のみ。2回目の日時は、1回目の接種時に会場で伝えるという。

 接種開始は5月24日で、期間は約3カ月を見込む。土日祝日を含め、午前8時から午後8時まで。自衛隊の看護官らが接種を行う。ワクチンは米モデルナ製(承認申請中)を想定する。各自治体で接種が始まっている米ファイザー製とは異なる。

 1日あたりの最大接種能力は、東京会場は1万人、大阪会場は5千人。それぞれ半分程度から始め、徐々に増やしていく方針だ。

 センターと各市区町村の予約管理システムは連携しておらず、より早い時期に打ちたいという人が二重に予約することもできてしまう。キャンセルされずに放置され、接種当日に対象者が現れずにワクチンがムダになったり、予約できたはずの人が後回しになったりする恐れもある。

 防衛省の対策本部長を務める中山泰秀副大臣は16日の記者会見で「接種は市区町村で実施することが基本。予約が重複した場合は、速やかにいずれかの予約を取り消してほしい」と呼びかけた。(松山尚幹)

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