「実家のような安心感」 阪神支える絶対的リリーバー

内田快
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(16日、プロ野球 阪神6―5巨人)

 九回2死走者なし。阪神のスアレスは巨人の代打亀井善行を追い込み、渾身(こんしん)の一球を投じた。

 外角低めへの162キロ。バットに空を切らせ、1点のリードを守り切った。「セーブは自分の仕事」。昨季のセーブ王はこともなげに言った。

 阪神はここまでの27勝のうち、14勝が3点差以内だ。

 新人の佐藤輝明(近大)らの活躍もはなばなしいが、接戦に強いのは八回を投げる岩崎優(すぐる)、九回のスアレスという鉄板の2人がいてこそだ。

 岩崎は登板21試合で2失点、スアレスは20試合で1失点。相手からすれば厄介この上ない。

 この日は一時、4点リードしながら、足を絡めた攻めで1点差に迫られた。そんな悪い流れも、いつも通りの役割分担でぴしゃりと断った。

 「0点で抑えることができてよかったです」

 この試合後を含め、登板後の岩崎は判で押したように同じコメントをする。

 ツイッターなどではこれが、「もはや決めぜりふ」「実家のような安心感」とファンに大人気だ。

 追走してくる巨人は今、エース菅野智之、主将坂本勇人らを欠く。

 いまのうちに少しでも優位な状況をつくっておきたい。

 3連戦に勝ち越し、巨人との対戦成績は5勝4敗に。悪くはない。(内田快)

セ・リーグセーブ上位

スアレス(神) 12

②石山(ヤ)   10

③栗林(広)   9

同ホールド上位

①岩崎(神)   15

②マクガフ(ヤ) 14

③又吉(中)   13

16日現在