イスラエル軍空爆強化、死者188人に メディアも標的

エルサレム=清宮涼
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 イスラエル軍とパレスチナ自治区ガザ地区の武装勢力との衝突が始まってから16日で7日目となった。イスラエル軍は空爆を強化し、ガザ地区からはロケット弾攻撃が続く。イスラエル占領下の東エルサレムパレスチナ人が退去を求められたことなどを機に拡大した暴力の応酬は、とどまる様子を見せていない。

 イスラエル軍は16日、ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスの幹部らを狙い、拠点を攻撃したと明らかにした。15日には海外メディアが入居するビルも空爆で破壊した。ガザ地区の保健省によると、15日夜の空爆で42人が死亡。死者は子ども55人を含む少なくとも188人となった。

 15日にはガザ地区からのロケット弾がイスラエルのテルアビブ近郊に着弾し、1人が死亡。イスラエル側の死者は10人となった。イスラエルのネタニヤフ首相は同日、「この作戦は必要な限り続く」と演説した。

 パレスチナ自治区ヨルダン川西岸の各地では空爆などへの抗議活動が続く。イスラエル治安当局との衝突で死亡したパレスチナ人は12人に上る。(エルサレム=清宮涼