月刊誌「短歌研究」、5月号が創刊以来初めての重版

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佐々波幸子
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 短歌研究社が発行する月刊の短歌総合誌「短歌研究」5月号が1932(昭和7)年の創刊以来、初めての重版となった。300人の歌人が「ディスタンス」というテーマで詠んだ新作7首ずつを一挙掲載した号で、12日、初刷り4千部に500部を増刷した。

 「一冊丸ごと、短歌作品。性別や年齢では括(くく)りません」と表紙でうたう。巻頭に馬場あき子さんの新作30首「ドラえもんの扉」を据えた後は、作者の50音順で作品を載せている。

 一昨年までは3月号に女性歌人特集を、5月号に男性歌人特集をそれぞれ100~130人規模で組んでいたが、昨年から性別で分けることをやめ、5月号の特集に一本化した。「短歌研究詠草」以外の連載は休載し、昨年は280人の歌人が作品を寄稿。今年は300人の大台に乗せた。うちベテラン勢を中心に74人はエッセーも寄せている。

 国兼秀二編集長は「これまで…

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