インドからの帰国を支援 日本人専用のPCR検査場で

新型コロナウイルス

ニューデリー=奈良部健
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 新型コロナウイルスの感染が広がるインドで、現地の日本商工会などは17日、ニューデリー近郊にあるホテルの敷地内に、日本人専用のPCR検査場を設けた。インド在留の日本人が帰国する際に必要な検査結果の証明書を、速やかに取得できるように支援する。

 日本政府は在留邦人に対し、一時帰国の検討を求める海外安全情報を出している。帰国にあたってはインド出国前の72時間以内に検査を受け、専用の書式で証明書を提出しなければならない。インドでは検査の予約や、結果の判明までに時間がかかる場合があった。

 この日訪れた部品メーカー勤務の中井一光さん(47)は「搭乗前に確実に証明書を取得できるか不安で、他機関でも検査の予約をしていた。検査のために病院に行くのはリスクもあったが、日本人専用で安心感がある。ありがたいです」と語った。

 日本政府の支援で、1人1回の検査を無料で受けられる。帰国便を予約した人が対象で、出発の2日前の午前中に受診し、その翌日に証明書が得られる。インド在留邦人は昨年10月時点で約9千人いたが、今年4月以降は帰国者が相次いでいる。

 検査場を視察した鈴木哲大使は、報道陣に「コロナ感染予防に配慮した、非常に安心できる形で設定がされていると思う。積極的に活用してもらえれば」と話した。(ニューデリー=奈良部健)

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