秋篠宮ご夫妻の希望で実現 地域おこし協力隊と初交流

杉浦達朗

 秋篠宮ご夫妻は17日、お住まいの宮邸で、宮城県気仙沼市高知県四万十町で活動する「地域おこし協力隊」の隊員とオンラインで交流した。同隊との交流は初の試みで、秋篠宮さまの希望で実現した。

 地域おこし協力隊は、都市部から地方へ移り住み、地元の人とともに地域の活性化に取り組む人を募る総務省の事業。宮内庁によると、秋篠宮さまは数年前に旅行した際に同隊の関係者と出会い、その活動に関心を持っていたという。

 ご夫妻はこの日、最初に気仙沼市の隊員と交流。使わなくなった漁業の網をリサイクルする活動をしていることを聞き、「リサイクルはどのようなことから思いついたのですか」などと質問した。次に四万十町の隊員から説明を受け、古い駅舎や山道を観光に生かす取り組みについて「どのように活用するのですか」などと質問を重ねた。

 側近によると、ご夫妻は興味深い様子で熱心に隊員の話を聞いていたという。秋篠宮さまは交流後、「みなさんからお話を聞けてうれしく思います。COVID―19(新型コロナ)で大変な状況ですが、健康に留意して活躍いただきたいと思います」と激励したという。(杉浦達朗)