高校王者、バーベルの先に見るパリ五輪 瀬川瑠奈選手

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本田大次郎
【動画】パリ五輪を目指し、練習に励む北海道・士別翔雲高校の瀬川瑠奈選手=本田大次郎撮影
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 高校生の重量挙げ選手のなかでは、ずば抜けた成績を修める。その視線の先にあるのは、社会人と同じ舞台。そして、パリ五輪だ。

 北海道北部の士別市にある士別翔雲高校3年の瀬川瑠奈選手(17)。3月の全国高校選抜大会の71キロ級を、大会新で制した。バーベルを一気に頭上まで持ち上げる「スナッチ」で86キロ。胸の前でいったん止めてから頭上へ持ち上げる「ジャーク」で112キロ。合計で198キロをマーク。2位に47キロの大差をつけた。社会人も参加する昨年12月の全日本選手権でも、高校新の205キロで4位に入った。

重量挙げ

階級制の競技。前半のスナッチと後半のジャークで、それぞれ3回ずつバーベルを持ち上げ、最高重量の合計で順位を決める。スナッチで3回失敗したら、ジャークに進むことはできない。バーベルの重さは自己申告で、軽い選手から競技する。名前を呼ばれてから1分以内で、バーベルを持ち上げなければならず、短時間で体と心を整えることが求められる。

 今年の全日本選手権は5月の予定だったが、新型コロナウイルスの感染急拡大で中止になった。「社会人と一緒の大会は刺激になる。ストレッチから心構えまで、学ぶことばかり。中止は残念だが、仕方がない」。目標を、6月の高校総体予選に切り替えた。

 日々の練習は、ディスク(重…

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