高齢者ワクチン、デパートで集団接種も

新型コロナウイルス

吉川喬、小沢邦男
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 65歳以上の一般高齢者に対する新型コロナウイルスワクチンの接種が17日、岡山県内で一斉に始まった。岡山市ではかかりつけ医での個別接種に加え、中心部の商業施設での集団接種もスタート。市は7月の接種完了を目指す。

 岡山高島屋の8階イベント会場。接種開始の午後2時前には予約がとれた約20人の列ができていた。中区の男性(82)は息子にインターネットで予約してもらったという。「一日も早く抗体をつくりたかった。安心して過ごせる日が来てほしい」

 同じく集団接種会場となった総社市保健センターでは、枠いっぱいの18人の接種が1時間ほどで終わった。受け付け初日の10日朝、娘がネットで予約してくれたという森山広子さん(81)は「なかなか予約できないと聞いていたのでよかった」と穏やかに話した。

 政府は7月末までの接種完了を掲げる。だが12日に公表された全国の自治体への調査結果では、県内27市町村のうち10自治体が間に合わない見通しを示した。7月末までの完了を見込むのは17(63%)で全国平均85・6%を下回っている。

 県によると、医師や看護師が足りない自治体があるという。県医師会との連携などで人材を確保していきたい、としている。

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 電話がつながらないなどの混乱が出ていた岡山市の予約受け付けは、おおむね落ち着いている。

 集団接種は12月まで続き、会場は岡山高島屋のほか、イオンモール岡山や岡山シティミュージアムなど。予約ができる1カ月半先までの枠は、全て埋まっているという。

 倉敷市のコールセンターでは、16日までに約1万件の個別接種の予約が入った。平日は混み合い、電話がつながりにくいが、土日は多少落ち着く時間があるという。(吉川喬、小沢邦男)

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