金握りしめ「電子マネーある?」購入額にピンと来た店員

垣花昌弘
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 うそ電話詐欺を防いだとして、山口県警光署は17日、セブンイレブン光市光井6丁目店の店員、石本祐喜子さん(39)と林田奈緒美さん(35)に感謝状を贈った。電子マネーの購入金額が高額だったことから、ピンときたという。

 署や2人によると、70代男性が12日午後0時半ごろに来店し、石本さんに電子マネーカードはあるかと尋ねた。購入額は3万5千円。理由を聞くと、男性はパソコン画面に突然、「ウイルスに感染しました」と表示が出て、連絡先に電話すると電子マネーを購入するよう言われた、と話した。男性は動揺しており、金を握りしめていた。一緒に話を聞いた林田さんが署に通報した。

 久保隆署長から感謝状を受け取った石本さんは「被害を防ぐことができてよかった」。林田さんは「詐欺じゃなかったら失礼だと思ったけど、もし詐欺だったら後悔すると思った」と話した。(垣花昌弘)