途上国へのワクチン1億9千万回分不足 WHO共同調達

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ローマ=大室一也
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 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は17日の会見で、WHOなどを中心に新型コロナウイルスのワクチンを共同調達する国際的な枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」による途上国などへの供給で、6月末までに1億9千万回分が不足していることを明らかにした。

 WHOによると、世界の新規感染者数と死者数は2週連続で減少。ワクチン接種率が高い国がある一方、インドなどで感染が急増してワクチンの需要が増え、コバックスへの配分が不足しているという。コバックスによる供給は3月末までに1億回分が目標だったが、これまで124の国・地域で約6500万回分にとどまるという。

 このため、コバックス側は、WHOが安全性や効果を審査、承認して「緊急使用リスト」に加えることでコバックスでも使えるようになったワクチンの製造会社に対し、生産の加速を依頼した。だが、受け取る時期は、米ファイザー製は大半が今年下半期になりそうで、米モデルナ製はほとんどが来年だという。

 また、エチオピア北部のティ…

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