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余ったワクチン今日打てます 韓国で廃棄防ぐアプリ登場

新型コロナウイルス

ソウル=神谷毅
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 韓国の保健当局は、いったん開封した新型コロナウイルスワクチンがキャンセルなどで余って廃棄されるのを防ぐため、ワクチンの余剰状況を表示して接種を予約できる携帯電話アプリを開発し、27日から運用を始めると14日に発表した。

 韓国では65歳以上の高齢者への接種が進んでおり、14日現在の接種率は7・2%。ただ、英アストラゼネカのワクチンで主に国外で血栓症の報告があったことなどから不安が高まり、予約後に取り消したり、接種会場に現れなかったりする人が増えている。

 ワクチンが入った瓶をいったん開けて残った場合は破棄する必要があるため、保健当局はこうしたアプリの運用を通じて「廃棄を最小化できる」と期待している。ただ、30歳未満は対象にしない方向だ。

 アプリ上の地図に、医療機関にある余ったワクチンなどの情報が表示される。アプリを通じて予約し、保健当局に承認されれば、当日中に接種を受けられる。

 韓国では国民一人ひとりに番号を割り振った「住民登録証」が発行されている。ワクチン接種のほか、新型コロナの支援金の申請や金融取引などのアプリでは、この番号をもとに本人確認を迅速に行える。こうした点はIT利用における日本との大きな違いだ。(ソウル=神谷毅)

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