今春の大卒就職率、2ポイント減の96% コロナが影響

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井上昇
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 今年春に卒業した大学生の就職率は96・0%で、過去最高だった前年より2・0ポイント低下した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で企業の採用計画の遅れや変更が出たことが影響したとみられる。人手不足を背景に学生に有利な「売り手市場」で高水準が続いていたが2015年卒以来、6年ぶりに97%を下回った。

 厚生労働省文部科学省が18日発表した。大卒は国公立大24校・私立大38校の計4770人を抽出して調べた。「就職率」は就職希望者に占める就職者の割合。文系は96・0%、理系は95・9%だった。また、今春卒の高校生の就職率は3月末時点で97・9%。昨年より0・2ポイント低かった。

 一方、厚労省によると、今春の卒業者のうち新型コロナの影響などで採用内定を取り消されたのは、4月末時点で133人(うち高校生は20人)。入社が延期になっている人は156人(同47人)いるという。(井上昇)

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