国交相、所有者に緊急安全対策求める アパート階段事故

山本孝興
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 東京都八王子市の賃貸アパートの外階段が崩れ、住民の女性が転落死した事故で、赤羽一嘉・国土交通相は18日、施工した会社が手がけた物件のうち、特に危険性が高いと判断した4棟について、所有者に緊急の安全対策を求めたと明らかにした。

 国土交通省によると、施工を担当した則武地所(神奈川県相模原市)の166棟のうち、これまでに73棟で自治体の調査が終わり、劣化が確認されたのは6棟だった。このうち4棟については危険性が特に高いとして、所有者に仮設の柱の設置など緊急の安全対策を求めたという。ほかの2棟も劣化の程度を確認中だ。残る物件については今月末までに調査を終える方針。

 また赤羽氏は会見で、則武地所が破産申請した件を問われ、「必要な補修への対応など責任を果たさず、自己破産の申請などあってはいけないことだ。これが許されるなら、法治国家としての前提が崩れる」などと厳しく指摘した。(山本孝興)