首相、石綿訴訟原告団に謝罪「責任を痛感」 判決受け

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 建設現場でアスベスト(石綿〈いしわた〉)を吸って健康被害を負った作業員と遺族による訴訟をめぐって、最高裁第一小法廷が国と建材メーカーの賠償責任を認める初の判決を出したことを受けて、菅義偉首相は18日午前、首相官邸を訪れた原告団に謝罪した。

 首相は「建設の石綿によって健康被害を受けられた方々の長きにわたるご負担や苦しみ、最愛のご家族を失った悲しみについて、察するに余りある。責任を痛感し、真摯(しんし)に反省をして、政府を代表してみなさんに心よりおわびを申し上げる」と述べた。

 判決を踏まえて、原告と国との間で調整を担う与党プロジェクトチーム(PT)が示した和解案に双方が合意し、18日夕に署名する。和解基準は、国が負担する慰謝料額を病状に応じて550万~1300万円とした。計約1200人が原告になっている33件にのぼる係争中の石綿関連訴訟に用いられる。

 与党は、訴訟を起こしていな…

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