第5回関電幹部が恐れた「先生の家庭訪問」 金品受領問題の闇

有料会員記事

室矢英樹、佐藤常敬
写真・図版
金品受領問題で謝罪する関西電力の八木誠会長(左)と岩根茂樹社長(肩書は当時)=2019年10月9日、大阪市
[PR]

 「先生は大変な有力者。原子力を動かすには、地元の協力が欠かせない。怒らせてはいけませんから」

 大阪府内の自宅で、関西電力の元役員は記者の取材にそう語った。2階を見上げ、「納戸に」と先生から受け取ったという金品の保管先を指さした。先生とは、福井県高浜町の森山栄治元助役(故人)だった。

 関電の役員らが森山氏から金品を受け取っていた問題で、これまでに明らかになった受領者は83人、受領額は総額3億7千万円相当にのぼる。

 2019年9月末、「原発マネー」を介した電力会社と立地の関係を探る取材が始まった。

    …

この記事は有料会員記事です。残り1609文字有料会員になると続きをお読みいただけます。