寄席がコロナ禍で存続危機 クラウドファンディング開始

井上秀樹
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 落語協会落語芸術協会は18日、コロナ禍で存続の危機にある東京都内の寄席5軒を支援するため、クラウドファンディングによる寄付を募り始めた。一口3千円から1千万円まであり、6月30日までに5千万円を目標としている。

 対象は鈴本演芸場、新宿末広亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場、お江戸上野広小路亭。政府の緊急事態宣言を受け、昨年春に2~3カ月、今年5月に11日間休業した。再開後も客足が戻らず、昨年度の売上高は前年度比で70%減という。「一年中開いて落語家が修業する寄席の文化を残すために」と、両協会が異例の手を組んだ。

 18日に両協会が都内で会見を開いた。落語芸術協会春風亭昇太会長は「一度なくなったらたぶん、もう一度やりましょうと手を挙げる人はいない、特殊な文化です」、落語協会の春風亭一之輔は「コロナに粋は通じない。やぼを承知でお願いします」と呼びかけた。ネットの寄付受付ページはhttps://readyfor.jp/projects/yose別ウインドウで開きます(井上秀樹)