「賄賂認めないと逮捕される…」 調書は「検事の作文」

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川嶋かえ
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 カジノを含む統合型リゾート(IR)事業への進出を目指す中国企業側から賄賂を受け取ったとして、衆院議員・秋元司被告(49)と共に収賄罪で起訴された元政策秘書・豊嶋晃弘被告(42)の被告人質問が18日、東京地裁であった。豊嶋元秘書は賄賂の授受を認めた捜査段階の供述調書について「(認めないと)逮捕されるのではないかと思い、検事のストーリーにのっとった。真実ではない」と語った。

 検察側は、衆院が解散された2017年9月28日、秋元議員が議員会館で中国企業側から現金300万円を受け取った際に豊嶋元秘書が同席していたと指摘。豊嶋元秘書は捜査段階で「午後1時半に会館で秋元先生が袋を受け取った」と具体的に供述していた。

 この日の法廷で豊嶋元秘書は、「(中国企業側と)面会した記憶はない」と強調。「国会議員にとって選挙は一番重要。票に関係ない人を重要な日に呼ぶのはあり得ない」とも述べ、調書は「検事のストーリー」と話した。

「検事のストーリー」「私の言葉ではない」

 検察側が講演料名目の賄賂だとする200万円についても、豊嶋元秘書は「(IR担当の内閣府副大臣に就任した)お祝いとして50万円から200万円に増えたと先生に報告した」という調書を取られていた。だが、豊嶋元秘書は法廷では秋元議員への報告を一転して否定し、「検事から執拗(しつよう)に聞かれてどうしようもなくなった。どう見ても作文のようで、私の言葉遣いではない」と語った。

 贈賄側が負担した中国と北海…

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