梅雨を前に羊も衣替え 山形の村山産業高で毛刈り実習

辻岡大助
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 村山市の県立村山産業高校で羊の毛刈りの実習があり、羊たちは梅雨の季節を控えて涼しげな感じに「衣替え」をした。

 同校は母羊2頭と、この2頭が産んだ子羊5頭を繁殖用に飼育している。いずれも頭部と四肢が黒く、胴の毛が白いのが特徴のサフォーク種だ。暑さ対策として17日に毛を刈り取られたのは、「みずあめ」と名付けられた2016年生まれの母羊。担当教諭らに畜舎で抱きかかえられながら座らされると、観念したようにおとなしくなった。

 実習に参加した生徒は農業経営科3年の18人。毛を電動バリカンでおそるおそる刈っていった。その1人、岸勇杜(ゆうと)さん(17)は「羊の肌をバリカンで傷つけないように慎重に刈りましたが、初めての経験で緊張しました」。刈り取られた羊毛は糸を作る同校職員に譲られるという。(辻岡大助)