浦学と徳栄、ともに敗れる 関東高校野球準々決勝

黒田早織
[PR]

 【埼玉】第73回春季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)は18日、甲府市の山日YBS球場で準々決勝2試合があった。浦和学院埼玉1位)が専大松戸(千葉2位)に5―9、花咲徳栄埼玉2位)も常総学院(茨城1位)に8―10で敗れ、ともに準決勝進出はならなかった。

     ◇

 七回裏に逆転され、守備を終えた花咲徳栄の選手たちが重い足取りでベンチに戻るなか、無観客の静かな球場に「すぐ戻るぞ!」という太い声が響いた。「さあ次いこう」「よっしゃあ」。捕手の味谷(みや)大誠選手(3年)の一声をきっかけに、雰囲気が一変した。

 「捕手は文字通り、みんなと『向き合う』ポジション。捕手だからこそ、士気を上げなきゃと思った」と味谷選手は振り返った。この日、打者としては3安打を放ったが、リードでは配球に苦心した。「外に集めても内に集めても見破られた」。常総学院の打者は甘い球は見逃さなかった。

 「気持ちよく投げてほしい」と、試合前は「甘い球でも見て見ぬふり」だったが、考えが変わった。「投手がよくないと勝てない。話し合いを重ねて、良さを引き出したい」。夏への課題が見つかった。=山日YBS(黒田早織)