石川の看護師ら「辞めたい」6割超 コロナ下で増す負担

新型コロナウイルス

川辺真改
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 石川県内で新型コロナウイルスが感染拡大する中、医療現場で働く看護師や保健師らの約6割は仕事を辞めたいと思っている――。県医療労働組合連合会が県内の医療機関を対象に行ったアンケートでそんな結果が出た。同会は「コロナの影響で人手不足が起き、医療従事者への偏見が精神的な負担になっている」と語る。

 アンケートは県内の看護師や保健師らを対象に3月末から4月中旬に行い、580人が回答した。

 「『仕事を辞めたい』と思うことがありますか?」との質問には、「いつも思う」「ときどき思う」と回答した人が63%に上ったほか、「コロナ禍で働いて最もつらいこと」との質問には「精神的負担」と56・7%が回答。また、「どのようなことに精神的負担を感じますか?」との問いには「いつまでこの状況が続くのかという不安」(76・2%)、「自分や家族が感染することの恐怖」(71・4%)などに回答が集まった。

 同会は、結果を踏まえ、県と金沢市に対し、医療・介護事業所への新型コロナでの減収補塡(ほてん)▽医療従事者らへの定期的なPCR検査の実施▽医療従事者らへの風評被害の防止などを行うよう、申し入れた。松本よし子執行委員長は「現場を見てほしい。思った以上にコロナ病棟もそれ以外の病棟も逼迫(ひっぱく)している」と強い口調で県の担当者に訴えた。(川辺真改)

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