三原副大臣の遅刻問題 「厳重注意」でようやく決着

鬼原民幸
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 三原じゅん子厚生労働副大臣が参院厚労委員会に遅刻した問題で、三原氏が18日午前の同委員会で謝罪したものの、与野党の紛糾は18日夜まで続いた。三原氏が同日夜、首相官邸を訪ね、加藤勝信官房長官から「厳重注意」を受けたことで、ようやく事態は収拾された。

 この余波で、菅義偉首相肝いりの、一部の高齢者が医療機関で払う窓口負担を1割から2割に引き上げる関連法案の参院本会議での審議入りが先送りされていた。三原氏は加藤氏と面会後の18日夜、「厳しい注意を受けた。これからも頑張って参ります。申し訳ございませんでした」と記者団に述べ、官邸を後にした。

 三原氏は18日午前、同委員会で「審議に迷惑をおかけしたことについて、おわび申し上げます」などと述べ、陳謝した。ただ、野党側は謝罪だけではなく「手当の返納」を要求。与野党が夜まで協議を続けるなかで、与党側が「官房長官による厳重注意」を提案し、野党側が受け入れた。野党は19日以降の審議には応じる方針だ。

 三原氏は13日の同委員会に約30分遅刻した。厚生労働省内の会議に出席していたためで、野党側に事前に伝わっていなかった。高齢者の窓口負担を引き上げる関連法案は14日に審議入りする見通しだったが、先送りされていた。鬼原民幸