「私達は日本人」セーラー服で訴え 復帰前の沖縄写真展

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伊藤和行
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 沖縄が1972年に本土復帰する前の米国統治時代を写した写真展が、東京都中央区銀座1丁目の「銀座わしたショップ本店」で開かれている。ジャーナリストの森口豁(かつ)さん(83)=千葉県=が撮影した29枚で、本土復帰49年となる今月15日に合わせて始まった。31日まで。

 戦後、沖縄は本土から切り離され、72年まで米国が統治した。人々は、基地を造るために土地を強制的に取り上げられて故郷を追われたり、本土へ行く際は「パスポート」が必要だったりと差別的な扱いを受けた。

 写真展では、「私達は日本人です」と書いた横断幕を掲げるセーラー服姿の女子高校生や、武装した米軍兵が村落を行軍する姿など、当時の沖縄の苦難がにじむ作品が並ぶ。戦後生まれの子どもたちや祭りを楽しみにする高齢女性の笑顔など、日常を写した写真もある。

 森口さんは東京生まれ。高校…

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