「バットを振らない」新境地の西武・愛斗が1軍定着へ

有料会員記事

山口史朗
[PR]

 とにかくバットを振らない――。

 こんな意識で打席に立ち、プロ6年目でレギュラーをつかみかけている男がいる。

 西武の愛斗(24)だ。埼玉花咲徳栄高から2015年のドラフト4位で入団した外野手。4月9日に1軍昇格すると、ここまで(18日現在)32試合でチーム2位の4本塁打。打率は2割3分9厘と高くないが、持ち前の長打力と勝負強さが光る。

 そんな右打者が打席で心がけていることが、「とにかく、振らない」ことなのだという。

 どういうことか。

 身長177センチとプロ野球選手としては決して大きくないが、体重は92キロ。体重を乗せたフルスイングが、自らの持ち味だと、愛斗自身も感じていた。

 が、昨年までの5年間は1軍で通算60試合の出場にとどまり、打率1割台で本塁打はゼロ。2軍では打てても、1軍では結果を残せない日々が続いた。

 昨オフ、考えた。「今まで5年間やってきて、『2軍で打ってます。でも、1軍で試合に出られません』では、意味がないじゃないですか。1軍で試合にでるためにどうするか。変わらないといけないのは、自分が一番感じていた」

 「今までも、気づいてたけど…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。