高齢馬支援に驚きの3千万円 人気ゲーム「ウマ娘」効果

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金島淑華、辻隆徳
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 実在の競走馬をもとにしたスマートフォン向けゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」が人気だ。その影響は競馬界にも波及している。

 プレーヤーがトレーナーとなり、競走馬を少女にキャラクター化した「ウマ娘」を育て、レースで勝つことを目指す育成シミュレーションゲームだ。オグリキャップやトウカイテイオーなど実在した競走馬の名前が使われ、その馬の特徴や、たどった足跡も再現されている。ゲーム好きのみならず、競馬ファンをも引き込む魅力の一つになっている。

 「ウマ娘の影響で久々に馬券買ってしまった。ゴールドシップが引退した有馬記念以来かな」

 GⅠレースの天皇賞・春があった今月2日、東京都内の男性会社員(30)はツイッターにこう投稿した。

 男性は「また馬券を買うとは思っていなかった。ウマ娘、恐るべしです」と笑う。

 強いけど、気分屋。そんなゴールドシップに魅了され、馬券を買い続けた。だが、2015年に引退した後は競馬場に行くこともなくなった。「心にぽっかり穴があいたような感覚。ゴルシ(ゴールドシップ)のような個性が強くて応援したいという馬がいなかったので」と振り返る。

 今年3月、友人からの勧めがきっかけで「ウマ娘」を始めた。「あー、確かにこんな性格って言われてたなって。競馬の知識があったからこそ、どんどんはまっていった」

 久々に馬券を買い、テレビでレースを見た。「実際の馬はやっぱりゲームとは違った良さがある。ゴルシみたいな自分のお気に入りの馬を探したい」

寄付金、昨年の20倍に

 引退した競走馬の余生を支援する引退馬協会(千葉県香取市)は、重賞で4勝するなど競馬ファンに愛されたナイスネイチャの33歳の誕生日に合わせて、4月16日から寄付を募った。

 すると、開始から1時間ほど…

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