うどん弁当、溶けにくいアイス…飲食店「変わり種」続々

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若井琢水
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うどんとおかずが一つの容器に入った丸亀製麺の「うどん弁当」。袋に入っているつゆをかけて食べる=2021年5月11日午前10時48分、東京都千代田区
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 うどん弁当に、溶けにくいアイスが入ったクリームソーダ――。飲食業界で、特色ある持ち帰り商品が続々と登場している。新型コロナ禍で外食機会が減った一方、持ち帰りや宅配は人気が高まり、競争が激化。商品の個性を強め、他社と差別化を図りたい考えだ。

 讃岐うどんチェーン「丸亀製麺」は4月中旬から、全国で「うどん弁当」を売り出した。これまでも、うどんやおかずを単品で持ち帰ることはできたが、一つの容器にセットにして手軽なまま進化させた。

 うどんのほか、ちくわ磯辺天や卵焼きなどのおかずが入っており、袋に入ったつゆをかけて食べる。おかずが異なる4種類の弁当があり、税込み390円~650円。うどんとおかずを別々に買うよりも価格を割り引き、お得感も高めた。

 広報担当者は「注文を受けてからつくるため、スーパーやコンビニと違い、ゆでたてを食べてもらえる。全部が一緒に入っているので、すぐに食べられるのも好評です」と話す。

 商品の持ち帰り対応を本格的に始めたのは、昨年5月から。売上高に占める持ち帰り商品の比率は、この1年で、1%未満から15%ほどまで増えた。今年4月の既存店売上高は、外出自粛が徹底された昨年4月から84%増と急回復しただけでなく、コロナ前の一昨年4月よりも増加。外出自粛や時短営業で細る店内飲食を単にカバーする以上の、新たな収益源になっている。

 一方、弁当の中身を、あえて…

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