元教え子はチームメート 30歳教師が箱根駅伝へ挑戦 

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加藤秀彬
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 30歳にして、箱根駅伝を目指すランナーがいる。駿河台大4年の今井隆生(たかお)選手は「今しかできないことがある」と中学教員から大学に編入した。20日には、箱根駅伝より歴史がある第100回関東学生陸上競技対校選手権(関東インカレ)のハーフマラソンに出場。箱根を目指す日々が続く。

 今井選手は昨年3月まで、埼玉県飯能市内の中学校の体育教師だった。中高時代は陸上部。箱根駅伝に出場することはずっと夢だった。ところが、高校では都大会の決勝にも出たものの、箱根で活躍するレベルには遠かった。

 進学した日本体育大でトライアスロンに転向。3、4年時の関東学生トライアスロン選手権で2位。23歳以下の日本代表として世界大会にも出場した。卒業後も実業団で競技を続けた。

 だが、社会人1年目の日本選手権は23位。「これ以上できないほど練習したのに、この程度か」。心の糸がぷつんと切れた。引退して体育教師になった。

 陸上部の顧問も務め、やりがいも感じていた。でもあるとき、生徒指導でうまくいかないことがあった。

 「自分が培ってきた体育の経…

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