高齢者施設でワクチン誤接種 6日間しかあけずに2回も

新型コロナウイルス

藤田大道
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 水戸市は19日、新型コロナウイルスのワクチンを95歳の女性に誤って短期間に2回接種していたと発表した。国はファイザー社製のワクチンは3週間の間隔をあける必要があるとしているが、6日間しかあけていなかった。市は今のところ、健康被害はないと説明している。

 市によると、誤接種があったのは水戸市介護老人保健施設「はなみずき」。18日は入居者10人に接種する予定で、正午すぎには全員の予診を終えていた。ところが午後2時半ごろ、接種場所に移動させる時に、別の入居者と勘違いし、95歳の女性を会場に連れて行って接種を受けさせたという。接種直前には、予診票と突き合わせた本人確認をしなかった。

 同施設によると、女性は職員との意思疎通が難しく、接種の有無を伝えられる状態ではなかったが、1回目の接種は12日に受けていた。女性には大きい副反応はないが、念のため接種を担当した北水会記念病院(水戸市)に入院しているという。

 誤接種を受け、同施設では入居者向けの接種を中断している。今後、接種マニュアルを作り、安全に接種できる態勢が整ったと確認ができてから再開するという。記者会見した水戸市の秋葉宗志(かずし)副市長は「重大な健康被害につながるおそれのある誤接種が発生し、本人や家族におわびする」と陳謝した。(藤田大道)

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