家飲み・酒出せぬ飲食店…コロナで「ノンアル飲料」人気

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若井琢水
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 「ノンアルコール飲料」が売れている。新型コロナ禍の緊急事態宣言の影響などで、お酒を出せない飲食店からの引き合いが増えているからだ。「家飲み」ニーズも追い風になり、飲料大手はビール風だけでなく、ワイン風やサワー風の商品にも力を入れている。

 大手各社の「ノンアルコールビール」の4月の販売数量は、アサヒビールが前年同月比4割増、キリンビールが11%増、サントリービールが25%増、サッポロビールは5割増と好調だった。

 「家飲み」の需要もあるが、特に引き合いが強いのが飲食店だ。飲食店向けの比率が高いキリンの「零ICHI」は、4月の販売数量が同23%増に。サッポロの「プレミアム アルコールフリー」は、4月末~5月初旬の大型連休の販売数量が、前年同期比で4倍と大きく伸びた。両社とも、主力の飲食店向けビールはコロナ前の5割減と大きく落ち込んでおり、こちらの好調さが際立つ。

 「ノンアルコール飲料」の幅は年々広がっている。コロナ禍による健康志向の高まりで、「本物」のお酒よりカロリーが低いことも人気を後押ししており、各社はビール風以外の新商品を相次いで展開する。

 サントリースピリッツが3月…

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